2020.05.05
2014年、USB-IFは新しい端子規格である「USB Type-C」を発表した。最大100Wまでの電力供給を可能にするUSB Power Deliveryと10Gbpsの転送に対応している
PDとはUSB Power Delivery(USBパワーデリバリー)の略称で、「USB PD」ともいい、
スマホやパソコンなどの機器をより早く充電するためのUSB規格に基づく充電に関する規格のことです。USB PDは、このUSB Type-Cという端子に対応した給電規格の一つで、最大100W (20V = 5A) というとても大きな電力の供給を行うことができます。ただし、USB Type-Cだからと言って、必ずしもUSB PDに対応しているわけではありませんので、ご注意ください。
基本的な機能は以下の通りです。
1. USB-C端子は、Power Deliveryと連携して設計されているため、高水準で最新の電源供給に対応しています。USB-Cの回路基板は、損傷や加熱することなくワット数の増加を維持できるよう特別に設計されており、ユーザーとデバイスの双方で安全性が高まっています。
2. Power Deliveryは最大100Wの電力を使用するため、タブレットやノート型パソコンのような比較的大きなデバイスでも十分に充電することができます。USB充電器とUSB-Cケーブルが必要なだけで、ノートパソコンの重たいACアダプターを持ち歩かなくても大丈夫です
3.双方向伝送機能により、2つのデバイス間で充電とデータ転送を同時に行うことができます。
4. 従来のUSB Type-Aは5~10W程度の電力しか扱えません。
(※iPhone11以前に付属していた充電器は5Wです。)
ところが、USB Power Deliveryを採用すると最大で100Wの電力を扱えるようになります。
およそ10~20倍ものパワーがあることになります。
5. スマートフォンやノートパソコンであっても、Power Delivery充電器は接続したデバイスを検出し、適切な電力量をできるだけ速く供給します。この機能により、電力を過度に供給して回路を損傷させることなく、急速充電を確実に実現することができます。
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PDは、より速いスピードを提供するだけでなく、電源ケーブルの使用を統一します。AndroidとAppleの両方のデバイスがこのタイプの急速充電アプリケーションに対応しており、消費者に最も簡単で便利な充電体験をもたらします!
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